- 横浜市議会議員 公明党所属 仁田まさとし
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■ 平成18年市会第3回定例会の議案関連質疑で論戦
9月13日に市会定例会が開会しました。
仁田まさとし市議は、初日に行われた本会議で、議案関連質疑を行いました。
政治資金規正法違反事件により市特別職を含む88人が処分された事件に関する中田市長の減給処分のための議案や、交通局の不適切な積算による行政路線補助金の返還に関する議案という誠に残念な不祥事に関連する議案が上程されています。(コラムに関連記事)
一方で、次のような積極的な事業のための補正予算も上程されています。
1.国において公明党の主張が反映しニート対策としてモデル事業が始まっている若者サポートステーション事業を、横浜市で先導的に実施しようとする「よこはま若者サポートステーション事業」
2.横浜市会公明党がかねてよりその有用性を主張してきた、防災・危機管理能力を大幅に向上させるために画像情報などを警察・自衛隊など関係機関と集約共有する「高度安全安心情報ネットワーク整備事業」
今後、常任委員会に付託・審議され、9月29日の本会議において採決が行われます。
9月13日(水)の本会議では、仁田 昌寿議員が、公明党横浜市会議員団を代表し、中田市長、魚谷交通局長に議案関連質問をしました。
- 市第48号議案
- 市第64号議案
- 市第65号議案
- 市第66号議案
- 交第2号議案
■主な質問項目
1. 市第48号議案「横浜市常勤特別職職員の給料及び手当に関する条例の臨時特例に関する条例の制定」に関連して
- (今回の政治資金規正法違反事件についての公明党の意見を踏まえ)市長はど のように考えておられのかお伺い致します。
- 市役所内部で処分を決定することについて、市長自身はどのように考えておられるのかお伺いします。
- 当事者の処分よりも監督者としての責任を重く見る処分を今後も本市の原則にするのか、市長のご見解を伺います。
2. 市第64号議案「公立大学法人横浜市立大学が徴収する料金の上限の変更の認可」について
- 料金の上限の変更に関する法人の考え方に対して、市長のご見解を伺います。
- 料金の上限の変更だけでなく、引き続き経営改善に取り組んでいくことが重要であると思いますが、市長のご見解を伺います。
3. 市第65号議案「平成18年度横浜市一般会計補正予算(第2号)」について
- 今回導入しようとしている第三者評価制度では、どのような点について評価しようとしているのか伺います。
- 施設の特性や協定の内容などを踏まえた施設運営の実施といった視点を評価に反映させるために、第三者評価の評価基準をどのように策定していくのか伺います。
- 第三者評価の結果はわかりやすく公表し、市民利用施設に対する市民の理解や信頼を高め、今後の制度運営に活かしていくべきと考えますが、ご見解をお伺いします。
4. 「よこはま若者サポートステーション事業の補正」について
- さまざまな関係機関とのネットワークを活かしながら、若者の自立支援にあたるとされていますが、ネットワークをどのように構築していくのか伺います。
- 社会的ひきこもりの状態にある若者たちにどのような支援が行われるのか伺います。
- 雇用主となる企業側の理解や協力が不可欠と考えますが、企業に対する働きかけについてはどのようにお考えか、お伺いします。
5. 「高度安全安心情報ネットワーク整備事業の補正」について
- 高度安全安心情報ネットワーク整備事業を推進するにあたっての市長の基本的な考え方を伺います。
- 携帯電話網の活用にあたり、技術開発の早さや費用対効果といったメリットの部分、信頼性といった課題となる部分、その両方の観点から、民生品の活用について、市長はどのようにお考えか、お伺い致します。
- 将来の、ネットワークの一層の拡大と、適切な情報管理のあり方について、市長はどのように考えておられるのか、伺います。
6. 市第66号議案「平成18年度横浜市市街地開発事業費会計補正予算(第1号)」のうち戸塚駅西口第1地区市街地再開発事業の補正に関連して
- 再開発審査会の状況と管理処分計画手続きの今後の予定について伺います。
- 本年度内の権利者との従前資産取得契約と土地明け渡しのための補償契約の締結に向けて、契約手続きをどのように進めていくのか、伺います。
- 平成19年秋の着工に向けた市長のご決意を伺います。
7. 交第2号議案「平成18年度横浜市自動車事業会計補正予算(第1号)」について
- 監督者である交通局長の処分は、政治資金規正法違反事件での市長の処分と比べても均衡を欠くのではないでしょうか。市長のご見解を伺います。
- 行政路線補助金について不適切な処理が明るみに出る一方で、路線の廃止を含めた58路線の再編案が出ています。再編案の策定にあたり、今回の不適切な補助金の処理は影響がなかったのか、交通局長に伺います。
- 市営バスの再編にあたって、生活交通として確保すべき路線の本市の基本的な考え方について、伺います。また、市民が不安を抱かないよう、その維持方策について一日でも早く明らかにすべきと考えますが、現在の検討状況とその見通しについて市長に伺います。
- 今回の補正で、18年度の補助金の減額と、過年度補助金の返還額をあわせると約12億円と巨額になるとのことですが、経営上の影響とその対策について交通局長に伺います。
- 交通局は、市営バスを自立した経営のできる事業体にしていくため、どのように取り組んでいこうとしているのか、交通局長に伺います。