横浜市会議員 公明党所属 仁田まさとし
シャープな感性、ホットな心 仁田まさとしの議員活動をご報告します。
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■ 未曾有の大地震が発生!

 3月11日の午後2時46分、国内観測史上最大規模のマグニチュード8.8という大地震が東北地方を中心に発生しました。陸と海のプレートがぶつかり合う複数の震源域でエネルギーが生じた模様で、阪神淡路大震災の180倍にものぼります。津波や建物の倒壊・火災などにより、死者・行方不明が多数出るなど甚大な被害が出ており、今なお強い余震が続いています。
 今、2日目の夜を迎えていますが、お亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表するともに、被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。不明者の一刻も早い救出と少しでも被害が拡大しないことを願わずにはいられません。
 私は、地震発生を運転している車の中で知りました。信号が消え、停止した車体が「ポンポン」跳ねるのを感じました。予定していた調査活動や講演会を中止し、地域の情報収集に走りました。夕刻、地元横浜市南区の災害対策本部が設置されている区役所へ。既に職員の皆様が役割分担のもと活動していました。私は、現状を把握するとともに区長に全力の取り組みを要請しました。ふと見ると、区役所横を流れる大岡川は水位があがり川下から川上へ逆流していることが確認されました。

 横浜市は、発生直後に市災害対策本部を設置し、林市長が安全確保と冷静な行動、余震への警戒と正確な情報の把握を市民に呼びかけました。16時45分にはヘリコプター1機、観察車が福島へ出動。またその日の午後8時に「市長コメント」を発信。帰宅困難者へ「横浜アリーナ及びパシフィコ横浜を開放するなど、関係機関と連携し、応急対策などに全力で取り組んで」いるとして、市民に対し「引き続き落ち着いて行動し、市の広報やテレビ・ラジオなどからの正確な情報の把握に努めるほか、高齢者や障害のある方々には手を貸して、お互いに助け合いながら行動してください。」と呼びかけました。
 党県本部も災害対策本部(本部長:上田県代表)を設置し、県内各地の状況に対応しました。

 福島第一・第二原子力発電所の状況も刻々とかわり、極めて心配されます。
 政府、立法府が一丸となって対策を講じて戴きたいと念じています。