- 横浜市会議員 公明党所属 仁田まさとし
- シャープな感性、ホットな心 仁田まさとしの議員活動をご報告します。
ニッタ マガジン
ニッタ マガジン Vol.805 2026.10.12
生命の起源に迫る成果
7日、ノーベル化学賞に硤合憲三・東京理科大学名誉教授とアンリ・カガン・サクラーレ大学名誉教授の共同受賞が決定しました。
授賞理由は、「不斉有機合成における非線形効果と自己触媒反応の発見」という研究の成果で、選考委員会は「地球上の生命の進化をもたらした化学を理解する上で極めて重要だ」と高く評価しています。
複雑な化合物には、立体的な構造を鏡に映したように、重ね合わせられない「右手型」と「左手型」があり、生体の場合は一方のみからなるものが多く、例えば、体を形成するアミノ酸は「左手型」、糖は「右手型」に偏っています。なぜ、一方のみが作り出されるのか、その起源は長い間、謎でした。
硤合氏は、鏡像異性体のうち、片方だけを自ら合成する「不斉自己触媒反応」を世界で初めて発見、証明しました。また、アンリ・カガン氏は、この反応を操作する方法を発見。摂取された化合物の反応も右手型か左手型の差が薬害を生み出すこともあり、1960年頃に販売された薬剤・サリドマイドは、「右手型は薬効、左手型は毒性がある」と後の報告書に記載されているとのこと。
8日付けの読売新聞は、「科学の常識を覆し、医薬品の開発に道を開く特筆すべき研究」とし、「20年以上共同研究してきた川崎常臣・東京理科大教授は、『硤合先生の成果は、人類はどこからやってきたのか、生命の起源を解明するヒントにつながる』と意義を話した」と伝えています。
あらためて基礎研究の重要さを示した硤合氏の受賞です。
今年も横浜市会から、「国立大学法人運営交付金等の基盤的経費の充実」について国への意見書提出が必要と考えます。
仁田まさとしは、意見書提出を主導します。
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