横浜市議会議員 公明党所属 仁田まさとし
シャープな感性、ホットな心 仁田まさとしの議員活動をご報告します。
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■ がけ崩れ警戒区域改善対策事業の実現

平成6年、横浜市会への初出馬を決めてから、南区中を歩きに歩き、多くの皆様から戴いた中に、がけ崩壊の心配の声がありました。急傾斜地崩壊防止工 事の採択基準は、高さ10メートルであることが求められます。しかし、その基準に満たない多くのがけがあります。そこで私は、初当選して間もなくの本会議 一般質問で、基準に満たないがけに対する横浜市独自の事業の必要を市長に質しました。
  平成8年度より、がけ崩れ警戒区域の災害を防止するため、がけの所有者等が実施する改善工事の資金を援助する事業が始まりました。

  1. 対象地は,「がけ崩れ警戒区域」内の一連のがけの高さが5m以上の個人が所有するがけで,居住用の建物に被害が及ぶおそれがあるところです。
  2. 対象工事は,建築基準法及び宅地造成等規制法に適合したよう壁等の設置工事及びそれに伴う防災工事です。
  3. 助成金額は,工事に要した費用の3分の1以内で,かつ,300万円を限度とします。
  4. 急傾斜地崩壊危険区域内の個人が所有する5m以上のがけで,県が施工しない部分(人工がけ等)については,ご相談ください。
( 問い合わせ:建築局宅地企画課 電話(045)671-2948)

<平成7年第3回定例会 一般質問>
「市内には急傾斜崩壊防止事業の対象とはならないけれども崩壊の危険性が大きいがけが多数存在をし,とりわけ南区には多く見られます。その改善には技術面 や費用面での負担も大きく,個人で防災工事を行うことは非常に困難であります。しかし,このような場所も防災の面からは極めて重要であり,基準以下の急傾 斜崩壊防止の対策を強化する必要を痛感しております。
  そこで,急傾斜地崩壊防止事業対象以外のがけにつきまして本市独自の事業としても対策促進を図るべきと考えますが,どのようにお考えか,お伺いをいたします。」