横浜市議会議員 公明党所属 仁田まさとし
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■ガーナ共和国大統領が市会本会議場でスピーチ

 5月27日、ガーナ共和国のジョン・アジェクム・クフォー(John Agyekum Kufuor)大統領が横浜市会の本会議場で演説されました。昨年12月にエマヌエル・ゼ・メカITTO(国際熱帯木材機関)事務局長に次いでお二人目となります。

クフォー大統領は、横浜で開催された第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)に出席するため来日。演説の冒頭、「この美しく、また歴史的に由緒ある横浜市をお訪ねすることができたことを心からうれしく思います。」と。そして、「野口英世アフリカ賞」に触れられ、「野口英世博士は1927年にガーナに来られたときにはまだ青年でした。博士は医学者として黄熱病の原因について研究されていました。博士はその研究の途上でガーナの地でこの世を去られました。しかしガーナの国民は野口博士のことを決して忘れてはいません。」と述べられました。
さらに、ガーナにおける取り組みと日本との関係に言及された後、「私はTICAD IVがアフリカの経済成長を促進し、教育、保健、人間の安全保障を強化することを望んでいます。それが環境と気候変動の問題に前向きのインパクトを与え、アフリカと日本に互いに恩恵をもたらす協力関係を強化するような行動計画を生み出すことを望んでいます。」と期待を寄せられました。

本会議場には横浜市立浅間台小学校5,6年生の児童も傍聴席に座り、終了後には議会棟ロビーでクフォー大統領をお見送りし、花束の贈呈などが行われました。児童の代表が流暢な英語で挨拶するなど、すばらしい交流の場面となりました。