横浜市会議員 公明党所属 仁田まさとし
シャープな感性、ホットな心 仁田まさとしの議員活動をご報告します。
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■ トリエンナーレと関連事業が始まりました

 ヨコハマトリエンナーレ2014が、横浜美術館、新港ピアを主会場として8月1日から始まりました。5回目のとなる今回のテーマは「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」です。
 7月31日には市内でオープニングレセプションが行われました。森村泰昌アーティスティック・ディレクターは乾杯前に、「喉も乾きお腹もすいていると思いますが、(内覧会をご覧になった方は)心は満腹だと思います」とウィットに富む挨拶をされました。多くの方に訪れて頂きたいと思います。“想像の翼”を広げながら、是非ご覧ください。

 京急線の日ノ出町駅と黄金町駅の間の高架化スタジオを中心に、2008年から行われているアートフェスティバル「黄金町バザール2014」が今年も8月1日に開幕しました。トリエンナーレと関連する「創造界隈拠点連携プログラム」の一つで、タイトルは「仮想のコミュニティ・アジア」です。かつて大きな課題のあった歓楽街が文化事業で再生されつつあります。

 現代アートの国際展・トリエンナーレに、もうひとつの世界が誕生しています。「鋭い知覚や能力のある障害者と、高い技術をもつ多様な分野のプロフェッショナルが、出会い、共鳴し、試行錯誤の末に新しい芸術表現を生み出す場」として“ヨコハマ・パラトリエンナーレ”が同じく8月1日に開幕。総合ディレクターの栗栖良依さんは、「一歩足を踏み入れると、あなたは‘『障害』というコトバを忘れ、これまで自分が当たり前だと信じていた社会の常識や価値観を疑い始めるでしょう」と。世界でも類を見ないトリエンナーレだと思います。