■ 復興に向けて横浜市職員が奮闘

　横浜市中区の山元町と同じ町名が縁で、住民による宮城県山元町への支援が始まりました。この経過を踏まえ横浜市は、宮城県山元町の復興支援を継続的に展開しており、平成24年1月から職員の長期派遣が始まり、本年度は10名が派遣されています。
　この組織支援は、山元町復興計画期間である平成30年まで継続される見込みです。

　4月15日午後、宮城県山元町役場の仮庁舎を訪問しました。到着の際には阿部均議長をはじめ、横浜市から派遣されている職員代表の皆様などに出迎えていただきました。

　会議室に入り、阿部均議長、門脇克行副町長から丁重な歓迎の挨拶があり、私より訪問に際しての挨拶と、横浜市から派遣されている10名の職員の皆様への感謝を申し上げました。

　派遣職員の皆様との懇談では、山元町と町民の素晴らしさや誇りをもって従事されている様子が伺えました。

　その後、復興状況の視察のため、仮設住宅、公営住宅用地、津波から復旧したいちご団地などを回りました。
　最後に、屋上に避難することで生徒達が辛うじて助かった旧中浜小学校を視察しました。

　その近くの津波被害の跡が生々しい地平に、復興への思いが籠った黄色いリボンが風になびいていました。