横浜市会議員 公明党所属 仁田まさとし
シャープな感性、ホットな心 仁田まさとしの議員活動をご報告します。
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■ 再生可能エネルギーで町の復興を目指す

 4月15日、福島市の西南端に位置し、聖徳太子の時代の開湯という歴史を持つ福島市土湯温泉町を訪問しました。

 かつては、有料道路の開通や伝統工芸品「土湯こけし」、水芭蕉などにより観光地として栄えましたが、近年は衰退の傾向をたどり、加えて東日本大震災と原発事故風評被害により旅館の休廃業が続くなど壊滅的とも言える大きな影響を受けました。
 2013年10月、民間による「土湯温泉町復興再生協議会」が設立され、水力・地熱という地域資源を活用した再生可能エネルギーによる町の復興への取組みが始まりました。

 加藤勝一土湯温泉町復興再生協議会会長から、再生可能エネルギーの取組み概要の説明を受けた後、施設の設置予定地を視察しました。

 水資源を利用した小水力発電事業では、42mの有効落差による発電所の起工式がこの4月30日に行われ2015年2月の稼働が予定されているとのこと。

 また、温泉地帯として約150℃という高温の温泉熱水・蒸気を利用する温泉バイナリ―発電事業が検討されており、2015年7月の運転開始を目指すとのこと。

 これら地産地消による再生可能エネルギーにより、売電や新たな産業による経済効果が大いに期待されます。